みなさんこんにちは。エターナルフィット西町南店店長の安ケ平(やすがひら)です。
当ジムは西町南店のほか、厚別店・円山店も指定運動療法施設として、医療と運動をつなぐメディカルフィットネス型で運営しています。
「健康診断でちょっと数値を指摘された」「リハビリは終わったけど、この先どう運動したらいいかわからない」「自己流だとまた痛くなりそう」
そんな不安をお持ちの方にこそ使っていただきたいサービスです。医師の考え方と、運動のプロである有資格トレーナーの指導を組み合わせて、生活習慣病の予防・再発予防、そしてリハビリ後の“その先の運動”までサポートしていきます。
この記事では、そもそもメディカルフィットネスとは何か、どんな人が対象になるのか、どんなプログラムや費用で通えるのか、そして施設を選ぶときのポイントまでわかりやすくまとめました。読んでいただければ「自分の場合はこう通えばいいんだな」がイメージできると思います。
Contents
メディカルフィットネスとは?
医療と運動をつなぐ「橋渡しの場」です。
医師の所見や測定データ(体組成、血圧、心拍、柔軟性、歩行バランス等)を踏まえ、目的・体力・既往歴に合わせて安全な運動計画を立てます。
筋トレや有酸素運動だけでなく、呼吸・姿勢・関節可動域の改善、生活習慣まで含めて総合的に関わるのが特徴です。
通常のジムとの違い
一般的なフィットネスジムは「好きな時間に来て、自分のペースで体を動かす」ことが目的です。エターナルフィットはそれに加えて、医療とつながることで、どこまで運動していいかを判断するところまで踏み込んでいるのが大きな違いです。
- 医師による定期チェックと運動量の指示がある
月1回または2か月に1回の診察で、血圧・既往・症状の変化を確認し、必要な場合は運動量処方箋で「この強度ならOK」「これは避ける」をはっきりさせます。数値に禁忌がある方でも、指示をもらってから安全に進められます。
- 測定→フィードバックが毎月の標準になっている
インボディ測定を月1回実施し、その結果をもとに運動・食事をフィードバックします。さらに血圧測定、姿勢測定、前屈・後屈・片脚立位などの動作分析、必要に応じて歩行動作まで確認します。感覚で「たぶん良くなっている」ではなく、根拠を見せながら進めます。
- 運動が必要だけど不安がある人を最初から対象にしている
生活習慣病予備軍、整形外科リハビリ後、中高年で体力に不安がある方など、通常ジムでは入りにくい層も想定してプログラムを組んでいます。どれか1つでも当てはまる方はそのまま受け入れられます。
- 指導するのは有資格者のみ
健康運動指導士または理学療法士といった医療・運動の専門資格を持つトレーナーが対応します。「なぜこの種目なのか」「この膝ならこの角度まで」といった説明ができるので、リスクのある方にも対応できます。
- カウンセリングが生活全体に及ぶ
食事だけでなく、服薬、睡眠、現在の生活リズムを聞き取ったうえで、無理のない運動・食事のやり方を提案します。医療・運動・生活が1本の線になるよう組み立てるのがメディカルフィットネスです。
- もちろん「普通のジム使い」もできる
すべての利用者が病気や痛みを抱えているわけではありません。一般的なフィットネス目的の方も通えるようにしておき、必要な方には医療的な見守りを上乗せできる。この二層構造がエターナルフィットの特徴です。
メディカルフィットネスが対象となる人
・健康診断で「生活習慣病予備軍」と言われた40〜60代(血圧・血糖・脂質・肝機能が気になる方)
・退院・外来リハビリを終え、運動を続けたい中高年(整形疾患、脳血管疾患の既往 など)
・医師や専門家の監修下で運動したい方(不整脈、関節症、腰痛、肥満、メタボ、睡眠の質低下 など)
・体力に自信がなく、無理なく安全に始めたい初心者・高齢者
・ひとりでは続かず、仕組みと伴走が必要な方
メディカルフィットネスの3つの効果
医師や理学療法士などの専門家の監修のもと、生活習慣病の予防から、リハビリ後の体力回復、さらにはパフォーマンス向上まで、幅広い効果が期待できます。
1、生活習慣病予防と改善
血圧・血糖・中性脂肪などが「少し高い」段階で運動を始められるのが強みです。月1回のインボディと血圧測定、姿勢や動作チェックで現状を見える化し、結果に合わせて運動量と食事のポイントを細かく調整します。
医師の運動量処方箋があるので、リスクがある方でも安全な強度から始められます。
2、リハビリ・介護予防への効果
医療機関でのリハビリが終わった後も、日常の動きを落とさないようにする「つなぎの場」として機能します。
前屈・後屈・片脚立位・歩行などの簡単な動作分析を行い、弱っているところに的を絞ってトレーニング。転倒が怖い、また痛くなりそうといった不安を、段階的な負荷と見守りで減らしていきます。
3、メンタル面の健康維持にも有効
WHOは健康を「身体的・精神的・社会的に良好な状態」と定義しています。
メディカルフィットネスでは、運動による自律神経の安定や睡眠の質向上に加え、スタッフや利用者とのやりとりによるつながりが得られます。数値だけでなく、気分や生活リズムが整いやすくなる点もメリットです。
メディカルフィットネスのプログラム内容
「メディカルって言っても、どこまで見てくれるの?」となりやすいところですが、エターナルフィットでは医師が線を引き、トレーナーが“現場に合わせて細かく調整するという役割分担にしているのが特徴です。
エターナルフィットの例でプログラム内容を紹介していきます。
医師監修のトレーニング
- 西町南店はクリニック併設のため、月1回〜2か月に1回の診察で体調や数値を確認します。
- 血圧や心血管リスクなどで禁忌がある場合は、医師から運動量処方箋を出してもらい、その範囲でメニューを作成。
- トレーナー側は、健康運動指導士・理学療法士の資格を持っているので、処方箋の内容を運動に落とし込んで、マシン・有酸素・可動域・姿勢改善まで一連で指導できます。
栄養指導・生活習慣改善プログラム
- 毎月のインボディ測定+血圧測定+姿勢チェックの結果を見ながら、体重・筋肉量・体脂肪の変化を個別にフィードバックします。
- カウンセリングでは、食事だけでなく服薬・睡眠・起きる時間・仕事のシフトまで聞き取ったうえで、「この生活リズムなら夕食をこう変えましょう」「薬を飲む時間に合わせて運動はこの時間に」など、実際に続けられるやり方を提案します。
- 生活習慣病予備軍の方には、医師の考え方とずれないように、クリニック側で話している指導内容とのトーンをそろえるようにしています。
「食事指導はしてるけど、患者さんの薬の時間がバラバラで…」という施設も多いですが、ここはクリニック併設の強みで、医療と運動の話がちぐはぐになりにくいです。
高齢者向けフィットネスプログラム
- 60代以降で多い膝・腰・肩の不安を前提に、前屈・後屈・片脚立位・歩行動作の分析を行い、どの動きで崩れているかを見てから種目を選びます。
- 「スクワットをやりましょう」ではなく、今は椅子を使うレベルなのか、段差がいけるのか、歩幅を広げてもいいのかを段階で分けます。
- 転倒予防や介護予防が目的の方には、筋トレだけでなくバランス・反応・姿勢の練習を入れて、日常生活で使う動きにつなげます。
- 厚別店・円山店も指定運動療法施設に認定されているので、どの店舗でも「痛みが心配」「持病がある」人を受け入れる前提でプログラムを組めるのもエターナルフィットのやりやすさです。
メディカルフィットネスの費用と通い方
一般的な料金の目安や利用スタイル、医療保険との関係など、通う前に知っておきたいポイントをわかりやすく紹介します。
料金の相場とサービス内容
メディカルフィットネスは、一般的なジムよりも初回の評価・医師の関与・測定の回数が多いため、どうしても価格帯は少し上がります。
目安としては、
- 初回カウンセリング・測定(インボディ・血圧・姿勢など)数千円〜1万円前後
- 月会費(運動+測定+カウンセリングのベース)1万円前後
- 個別に手厚く見るパーソナル・リハビリ寄りセッション1回数千円
エターナルフィットでは「普通のフィットネスとして通いたい人」と「医療的に見てもらいながら通いたい人」が一緒の施設にいるので、ベースは一般利用、必要な人だけ医療・運動療法要素を上乗せできるようにしています。
保険適用の可能性
基本は自費での利用です。
ただし、西町南店のようにクリニック併設で、厚別・円山のように指定運動療法施設に認定されている店舗の場合、医師の指示に基づく運動療法を行ったときに、健康増進施設利用料として医療費控除の対象になり得るケースがあります。
ここは個別の病状や利用内容、税務上の扱いによって変わるので、事前にクリニック側かスタッフに確認してもらうのが安心です。
利用までの流れ(診断・カウンセリング・プログラム開始)
- 見学・体験の予約
既往歴がある方はこの時点で伝えておくとスムーズです。 - 初回カウンセリング・測定
インボディ・血圧・姿勢・動作をチェックし、必要に応じて医師の診察(1〜2か月に1回)につなぎます。 - 個別プログラムの作成
運動量処方箋の内容、生活リズム、仕事の都合を踏まえて「この頻度なら続けられる」というラインを決めます。 - トレーニング開始
有資格トレーナーがフォームをつけながら進めるので、初心者や高齢の方でも入りやすいです。 - 月1回の測定・見直し
数値が変わってきたら負荷を上げる/痛みが出るなら一度下げる、というふうに月単位で調整します。
メディカルフィットネスの選び方
自分に合ったメディカルフィットネスを選ぶことは、健康づくりを長く続けるための大切なポイントです。ここでは、安心して通えるメディカルフィットネスを見つけるための選び方のポイントを紹介します。
医師やトレーナーの資格を確認する
メディカルを名乗っていても、実際には医師の名前だけ借りているケースもあります。
- 診察や所見が月1〜2か月に1回入るのか
- トレーナーが健康運動指導士や理学療法士を持っているのか
- 数値に禁忌が出たときに運動量処方箋で指示をもらえるの
この3つがそろっていると、慢性的な病気を持っていても通いやすいです。エターナルフィットはこの3つをいずれも満たす形で運営しています。
設備・プログラムの充実度
インボディ、血圧、姿勢・動作分析まで見られるところは強いです。月1で測ってフィードバックしてくれるかどうかもチェックポイントです。
「高齢者向け」「生活習慣病予防」「リハビリ後の継続」など、目的別にメニューを分けているかも見ておきたいところです。
通いやすさ・継続しやすさ
メディカルフィットネスは“続けてこそ”成果がでやすくなります。その上で通いやすさは欠かせない要素の一部です。
- 家や職場から通いやすいか
- 休会・再開がしやすいか
- スタッフと話しやすい雰囲気かも意外と大
エターナルフィットは「普通のフィットネス利用の人」もいる環境なので、病気を抱えている方でも浮きにくいのがメリットです。
メディカルフィットネスの将来性
医療と運動を組み合わせた「メディカルフィットネス」は、これからの時代にますます求められる分野です。
健康寿命延伸への社会的役割
病院でよくなる→でも家で続かない→また悪くなる、というサイクルを断ち切る受け皿として、クリニック併設型や指定運動療法施設型のフィットネスの需要は確実に増えます。地域医療・介護と連携しやすい形をすでにとっているのがエターナルフィットの強みです。
今後広がるメディカルフィットネスの可能性
測定データを共有しやすくなってきているので、今後は「医師のアドバイスを受けたうえで、そのままジムで運動」という流れがもっと自然になります。オンラインでの生活指導と、実際にジムで体を動かすことを組み合わせたハイブリッド型も広がっていくでしょう。
まとめ
一般的なメディカルフィットネスとエターナルフィットの特徴も合わせて紹介しました。
メディカルフィットネスをご検討されている方は、ぜひ、この記事を参考にしてみてください。
エターナルフィットでは、医療の専門知識と最新の運動科学を融合したメディカルフィットネスプログラムを提供しています。
国家資格を持つリハビリ専門スタッフが、一人ひとりの身体状態を科学的に評価し、「もう一度動ける身体」への再生と再発予防をサポートします。
保険リハビリの枠を超えた、質の高いリハビリ環境と継続的な運動支援で、真の回復と健康的な生活の実現を目指します。
エターナルフィットが、あなたの“その先の健康づくり”を支えるパートナーです。
まずは体験から始めてみませんか?



