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【動画あり】サッカー選手の股関節の痛み|原因と症状・治し方

こんにちは!エターナルフィット厚別の大橋です!
「ボールを蹴ると股関節が痛む」「走ると付け根がズキっとする」サッカーをしている青年や、その保護者からよく寄せられる悩みです。

私自身の経験として元サッカートレーナーとしてよく聞く悩みでもありました。

股関節の痛みは放置すると長引き、最悪の場合は練習や試合に参加できなくなるほどプレーに大きな影響を与えることもあります。

股関節は「体幹と下肢をつなぐ要」であり、蹴る・走る・切り返すといったサッカーの基本動作に欠かせない関節です。そのため、不調が出やすく、一度こじらせると改善に時間がかかることも少なくありません。
今回は、サッカー選手に多い股関節の痛みについて、症状・原因・セルフケア方法を紹介します。

サッカー選手の股関節痛みの症状

股関節の痛みは個人差がありますが、サッカーに特有の動作に関連して現れるケースが多いです。

  • ボールを蹴る瞬間に股関節の前や内側が痛む
  • 長時間走った後に股関節が重だるい
  • 開脚や方向転換の動作で鋭い痛みが走る
  • 足を上げにくくなり、動きに制限が出る

他にも、体幹と下肢の連動性の低下です。お腹まわりやお尻の筋肉(腹横筋・大殿筋)がうまく働かず、股関節周囲に過剰なストレスが集中している場合もあります。

初期のうちは「違和感」程度でも、無理を続けることで炎症や疲労性損傷に発展し、慢性化してしまいます。特に成長期の選手は骨・軟骨の弱さも加わるため、早期のケアが極めて重要です。

サッカー選手の股関節痛み3つの原因

サッカーは股関節に大きな負担がかかるスポーツです。そのため、股関節の痛みは多くの選手が抱える悩みのひとつ。なぜサッカー選手は股関節を痛めやすいのでしょうか主な3つの原因 を紹介します。

1、オーバーユース(使いすぎ)

サッカーは持久走・スプリント・キックといった反復動作の多いスポーツです。そのため、股関節前面の腸腰筋や内転筋群に負担が蓄積します。練習量が急に増えたり、休養が不足していると炎症が起きやすく、痛みの引き金になります。

2、柔軟性不足

柔軟性が不足すると、関節可動域が狭まり、無理なフォームでの動作を強いられます。特に以下の筋肉の硬さが問題になります。

  • 腸腰筋(ももを上げる筋肉):硬くなると股関節前の痛みを引き起こす
  • 内転筋群(ももの内側):ボールを蹴る動作や方向転換で過剰に負担がかかる
  • 大殿筋(お尻の筋肉):機能不全になると、股関節を支えられず代償動作が出る

柔軟性不足は「ケガのしやすさ」にも直結します。

3、フォームや体の使い方の偏り

姿勢や動作パターンの乱れが大きな要因です。

  • 片足重心が多い
  • 骨盤が左右に傾いている
  • キックの際に腰の反りが強い

こうした動作のクセは、左右の股関節にアンバランスな負担をかけ、慢性的な痛みにつながります。特に成長期の選手では、筋力と骨の発達がアンバランスなため、フォームの乱れが痛みを助長するケースがあります。

サッカー選手の股関節痛みの対処方法

サッカー選手にとって、股関節の痛みはプレーの質を左右する深刻な問題です。無理をして続ければ悪化するリスクも高いです。

ここでは、股関節の痛みを感じたときに役立つ効果的な対処方法を紹介します。

1、【動画つき】マッサージの方法

マッサージをすることで血流を促進し、筋肉の緊張を和らげることで回復が早まります。

腸腰筋リリース


お腹の横から股関節の付け根を指でやさしく押しほぐす

内転筋ストレッチ


足裏を合わせて膝を外に開き、呼吸を止めずに20〜30秒キープ

殿筋リリース


テニスボールをお尻の下に置き、体重をかけてゆっくりほぐす

 

2、テーピング方法

股関節はキックや切り返しなどで大きな負担がかかります。テーピングによって筋肉や靭帯を補助し、関節の動きを安定させることができます。

股関節の前から太ももにかけてキネシオテープを貼ると炎症部分や弱っている筋肉の負担を減らし、痛みを和らげ動作を補助します。

ただし、テーピングは「痛みを軽減してプレーを助ける補助具」であり、根本改善のためには並行してリハビリが必要です。

3、痛い部分をアイシング

サッカーでのオーバーユース(使いすぎ)や衝突による股関節の痛みは、多くの場合「炎症」が原因なことがあります。冷却することで血流を一時的に抑え痛みを和らげることが可能です。

  • 練習や試合後に患部を10〜15分アイシング
  • 冷却する場所は「痛みの出ている部位を中心に」
  • 急性期には効果的ですが、長期間続く痛みには、温熱療法(温めるケア)が有効な場合もあります。ただし、事前に医療機関を受診し主治医の指示に従いましょう。

まとめ

サッカー選手の股関節の痛みは、オーバーユース、柔軟性不足、フォームの乱れといった要因が複雑に絡んで起こります。

軽度であれば、マッサージ・ストレッチ・テーピング・アイシングで改善を目指せますが、根本的には「正しいフォーム習得」と「体幹・お尻の筋力強化」が不可欠です。

もし痛みが長引く場合や強い痛みを伴う場合は、整形外科やスポーツクリニックでの診断を受けましょう。

エターナルフィットは、医療×運動の視点からパーソナルトレーニングもご提供しています。専門知識を持つトレーナーがマンツーマンで寄り添い、身体に配慮したトレーニングやストレッチで筋力アップと痛みの緩和をサポートします。

早めのケアと正しい体の使い方で、サッカーを長く楽しめる体を整えていきましょう!



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