こんにちは!エターナルフィット厚別の大橋です!
「肩が痛いと、とりあえず揉んでしまう」「マッサージに行くと楽になるけど、翌日悪化することもある」そんな経験はありませんか?30〜60代になると、肩こりだけでなく“痛み”としての症状が増えてきます。しかし、肩の痛みはすべて同じではありません。実は肩が痛い=マッサージすればいいとは限らないのです。
この記事では、マッサージしてよい痛み、逆効果になるケース、疾患別の注意点、正しい対処法を専門的視点でわかりやすく解説します。
Contents
肩が痛いときマッサージしていいケース・ダメなケース
「痛いなら揉めば治る」と思われがちですが、実はそのマッサージが逆効果になってしまうケースも少なくありません。良かれと思って行ったケアで症状を悪化させないために、まずは自分の痛みがどちらのタイプなのかを見極めることが重要です。
マッサージが有効な肩の痛み
- 長時間のデスクワークによる筋緊張
- 姿勢不良による僧帽筋・肩甲挙筋のこり
- 血流低下によるだるさ
この場合は「筋肉の過緊張」が主な原因です。
適度な圧でほぐすことで、血流改善・筋緊張の軽減・リラクゼーション効果が期待できます。
マッサージが逆効果になる肩の痛み
- 腕を上げると鋭く痛む
- 夜間痛がある
- 安静時にもズキズキする
- 押すと強い炎症痛が出る
これらは炎症や関節内トラブルが関係している可能性があります。炎症期に強く押すと、組織損傷が悪化し回復が遅れ慢性化することがあります。
疾患別|肩の痛みとマッサージの注意点
肩の痛みと一口に言っても、その背景にある疾患はさまざまです。原因が異なれば、適切なアプローチも全く別物です。
インピンジメント症候群とマッサージ
腕を上げたときに肩の前や横に鋭い痛みが出る場合、インピンジメント症候群の可能性があります。
これは、腕を挙げる動作の中で肩峰の下にある腱板や滑液包が挟み込まれることで炎症が起きる状態です。特に棘上筋腱や滑液包が繰り返し圧迫されることで、動作時に痛みが生じます。この状態でよく見られるのが、「痛いところを押せば楽になるのでは」と考えて肩の前側を強く揉んでしまうケースです。
しかし、炎症が存在している組織に対して強い圧刺激を加えると、滑液包の炎症が悪化したり、腱板へのストレスが増加したりする可能性があります。その結果、痛みが長引き、可動域がさらに低下することも少なくありません。
マッサージしすぎによる悪化リスク
特に肩の前方、三角筋前部や上腕二頭筋長頭腱付近を強く押すことは、症状を慢性化させる要因になり得ます。インピンジメント症候群において重要なのは、痛みの出ている局所を刺激することではなく、肩関節にかかる力学的ストレスを減らすことです。
炎症が強い時期には無理に揉まず、必要に応じて冷却を行い、肩甲骨の可動性や姿勢の改善を図ることで、挟み込みが起こりにくい環境を整えていきます。「痛い場所をどうにかする」という発想から、「肩が正しく動く状態をつくる」という視点に切り替えることが、回復への近道になります。以下におすすめのストレッチをご紹介します!
五十肩(肩関節周囲炎)とマッサージ
夜間にズキズキとした痛みが出たり、何もしていなくても疼くような痛みが続いたりする場合は、五十肩の炎症期である可能性があります。五十肩は肩関節周囲炎とも呼ばれ、炎症期、拘縮期、回復期という段階を経て進行します。特に炎症期では、関節包に強い炎症が起きており、腫れや疼痛物質の増加が生じています。
炎症期にマッサージしてはいけない理由
この時期は安静時にも痛みが出やすく、夜間痛が特徴的です。この状態で強く揉んだり、無理にストレッチを行ったりすると、炎症がさらに拡大し、回復までの期間が長引く可能性があります。
「動かさないと固まってしまうのではないか」という不安から、痛みを我慢して刺激を加えてしまう方も少なくありません。しかし炎症が強い段階では、過度な刺激は逆効果になります。
まずは炎症を落ち着かせることが最優先であり、安静の確保や冷却、そして医療機関での適切な評価が重要です。炎症が軽減してから初めて、段階的に可動域訓練や筋機能の改善へ移行していきます。炎症期に必要なのは積極的に動かすことではなく、「今は刺激を控えるべき時期かどうか」を見極める判断力です。
肩が痛いときにやるべき正しい対処法
肩の痛みを感じたとき、多くの人が「とりあえず湿布を貼る」「無理に回してみる」といった行動をとりがちですが、実はフェーズに合わせた選択が早期改善の鍵となります。
安静・運動・マッサージの使い分け
| 状態 | 対処 |
| 強い炎症・夜間痛 | 安静+冷却 |
| 慢性筋緊張 | 軽いマッサージ |
| 可動域制限 | 適切な運動療法 |
重要なのは痛みの原因を見極めることです。
自己判断で揉み続けると、痛みの慢性化・ 腱板損傷の悪化・関節拘縮のリスクがあります。
特に、1週間以上続く痛み、可動域が狭い、夜間痛がある場合は専門評価をおすすめします。
肩の痛み根本改善を目指すなら
マッサージは「症状の緩和」には有効ですが、根本原因が
- 姿勢不良
- 肩甲骨の機能低下
- 体幹不安定
- 筋力アンバランス
にある場合、揉むだけでは改善しません。
重要なのは、動作評価、姿勢分析、炎症の有無判断、段階的運動療法です。医療視点を取り入れたメディカルフィットネスでは、痛みの原因を分析し、安全な範囲で改善を目指します。
まとめ
肩が痛いとき、とりあえずマッサージは正解とは限りません。
筋緊張タイプなら有効、炎症タイプなら逆効果となります。まずは痛みのタイプを見極めることが大切です。
もしも、痛みが長引いている、何度も再発する、本気で根本改善したいそう感じているなら、医療的視点を取り入れたトレーニングが受けられるエターナルフィットへご相談ください。姿勢評価から運動療法まで、安全にサポートいたします!



