デスクワークやスマホの使用時間が増える現代、肩こりに悩む人は多いですよね。

単なる肩こりと思って放っておくと、いつの間にか「手のしびれ」が出てくることもあります。
このしびれは、放っておくと危険な状況にもなり得ます。

今回は、肩こりからくる手のしびれの原因と、今すぐできる解消方法を詳しくご紹介します。
慢性の肩こりにさせないために早めの予防が必要です。ぜひ取り組んでみてください。

肩こりなのに手のしびれ？その3つの原因をチェックしよう

「肩こりはあるけど、最近手がしびれることが増えた…」そんな症状に心当たりはありませんか？実は、肩こりがひどくなると、神経や血管が圧迫されて手のしびれを引き起こすことがあります。

主な原因として考えられるのは以下の3つです。

1、首や肩周りの筋肉が硬くなり、神経を圧迫する

肩こりが悪化すると、首や肩の筋肉が緊張しすぎて、神経を圧迫し、しびれが発生することがあります。

2、 血行不良によるしびれ

長時間同じ姿勢を続けたり、冷えが原因で血流が悪くなると、手の末端まで酸素や栄養が届かずしびれを感じることがあります。

3、 頚椎（けいつい）の異常

首の骨（頚椎）に異常があると、神経が圧迫されてしびれが発生します。特に「頚椎椎間板ヘルニア」や「変形性頚椎症」などは、肩こりと手のしびれの両方を引き起こす可能性があります。

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るしびれ、実は怖い病気の可能性も？医療機関への相談目安

肩こりと手のしびれが同時に起こる場合、単なる疲労や血行不良だけでなく、神経や血管に関わる病気が隠れていることもあります。

こんな症状があれば、整形外科や神経内科の受診を検討しましょう。

危険なサイン？手のしびれを伴う肩こりで考えられる病気

「肩こりと手のしびれがあるけど、疲れのせいかな？」と放置していませんか？
実は、単なる肩こりではなく、神経や血管が圧迫される病気が隠れている可能性があります。どのような病気が隠れているのか紹介していきます。

頚椎椎間板ヘルニア（けいついついかんばんヘルニア）

首の骨（頚椎）の間にある「椎間板」が変性し、飛び出してしまうことで神経を圧迫する病気です。
椎間板はクッションのような役割を果たしますが、加齢や長時間の不良姿勢、スポーツによる負荷などで劣化し、神経を刺激してしまいます。

長時間のデスクワークやスマホ使用が多い、猫背やストレートネックになっている、40代以上で首のこりや痛みを感じやすいという方は要注意です。

症状が軽い場合はストレッチや姿勢改善で緩和することもありますが、症状が強い場合は整形外科を受診し、MRI検査で診断を受けることをおすすめします。

 胸郭出口症候群（きょうかくでぐちしょうこうぐん）

「胸郭出口」とは、首から腕に向かう神経や血管が通る通路のこと。
この部分が鎖骨や筋肉に圧迫されることで、手のしびれや痛みが出る病気です。

特に、なで肩の人や、リュックなどの重い荷物を持つことが多い人、デスクワークやパソコン作業が多い人に特に発症しやすい傾向があります。

肩や首回りのストレッチ、リュックの持ち方の工夫など対策はありますが、重症化すると手の筋肉がやせることもあるので、症状が続く場合は整形外科で診察を受けましょう。

変形性頚椎症（へんけいせいけいついしょう）

加齢や長年の姿勢の悪さにより、頚椎（首の骨）が変形し、神経が圧迫される病気です。
「年齢のせいかな？」と見過ごされがちですが、放置すると手の動きが悪くなり、日常生活に支障をきたすこともあります。

50代以上の方、長年の肩こり・首こりがある、首を動かすと痛みが走ることが増えた方は要注意です。

姿勢を正し、猫背やストレートネックを改善する、症状がひどい場合は、リハビリや投薬治療が必要になることもあります。

その他の病気

肩こりと手のしびれがある場合、以下の病気も考えられます。

• 脳梗塞
• 糖尿病性神経障害
• 頚椎腫瘍（まれなケース）

今すぐできる！肩こりと手のしびれを解消する3つの方法

肩こりによる手のしびれを感じたら、早めの対策が大切です。まずは、その場でできる方法法を3つご紹介します。

1、簡単ストレッチで血行促進

首をゆっくり左右前後に倒すストレッチをします。場合によっては首を倒す方向の手で抑えて痛気持ちいい感覚で10秒ほどとめてストレッチしましょう。

２、マッサージで血行促進

肩、首、道具を使った肩のマッサージ方法をこちらの記事で動画つきで紹介しています。
すぐに手軽にできる動作なので隙間時間に取り入れてみてください。

３、専門家によるケア

マッサージでもストレッチでもよくならないという方。肩こりにトレーニングを取り入れるのがおすすめです！

特に慢性的な肩こりがある方は、根本改善が必要です。エターナルフィットでは。お客様の姿勢や動作の癖を洗い出し、元に戻らない姿勢を目指します。

特に、肩こりの原因となる姿勢の崩れや筋力不足、柔軟性の低下などに対して、筋トレやストレッチを組み合わせたプログラムを受けることで、身体全体のバランスを整えることが可能です。また、トレーナーから正しいフォームや動作を指導してもらえるため、自己流で筋トレを行う場合に比べて怪我のリスクが低く、安全に運動を進められるでしょう。

さらに、トレーニングの習慣化をしっかりサポートするので、症状が改善しても、しばらくの間は再発を防ぐためにトレーニングを行っていただきます。肩こりに悩む方は、セルフケアと併せてパーソナルジムを活用し、肩こり解消だけでなく健康的な身体づくりを目指してみるとよいでしょう。

日常生活でできる「肩こりによる手のしびれ」の予防法

マッサージやストレッチの効果は一時的なものです。根本的にケアしていくなら日常生活でもおさえておくべきポイントがあるので紹介していきます。

1、 冷え対策で血行を促進する

血行が悪くなると、筋肉が硬くなり、肩こりや手のしびれが悪化しやすくなります。
特に寒い季節や冷房の効いた環境では、血流が滞りやすくなるため、意識的に体を温める習慣を取り入れることが大切です。

• 温かい飲み物や湯船につかる習慣をもつ
• 湯船につかり全身を温める
• 冬場は首元を冷やさないようにする

2、適度な運動で体幹を鍛える

肩こりや手のしびれの原因の一つに「姿勢の悪さ」があります。
特に、長時間のデスクワークやスマホ操作によって猫背やストレートネックになると、首や肩の筋肉に過剰な負担がかかり、血流が悪化しやすくなります。

そこで重要なのが、「適度な運動」や「体幹を鍛えること」です。
体幹がしっかりしていると、正しい姿勢を保ちやすくなり、肩や首への負担が軽減されるのです。

• 軽いストレッチやヨガで血流を改善
• 姿勢を維持するために体幹を鍛えるのも効果的

3、 バランスの取れた食事で肩こり＆手のしびれを改善

「肩こりや手のしびれ」と「食事」は、一見関係がないように思えますが、実は栄養不足が症状を悪化させることがあります。
特に、神経の働きや血流に関わる栄養素が不足すると、筋肉の緊張や血行不良が進み、肩こりやしびれが治りにくくなります。

ここでは、肩こりやしびれを和らげる栄養素と、それを含む食材について詳しく解説します。

ビタミンB12（神経を修復する働きがある）を含む食材をとる

ビタミンB12は、神経を正常に働かせるために欠かせない栄養素です。
このビタミンは、神経細胞の修復や再生を助けるため、不足すると末梢神経の働きが低下し、手足のしびれが起こりやすくなります。

鉄分を含む食材（レバー・ほうれん草）で貧血予防

鉄分は、血液中のヘモグロビンの材料となり、全身に酸素を運ぶ役割を持っています。
鉄不足によって「鉄欠乏性貧血」になると、筋肉や神経に十分な酸素が行き渡らず、肩こりやしびれが悪化しやすくなります。

4、 水分補給をしっかり行い、血液をサラサラに

血液の流れが悪くなると、筋肉や神経に十分な栄養や酸素が行き渡らず、肩こりやしびれの原因になります。
特に、水分が不足すると血液がドロドロになり、血行が悪化しやすくなるため、意識して水分補給を行うことが重要です。

1日1.5～2リットルの水分補給を目安に接種していくのが効果的です。

まとめ

「ただの肩こりだから…」と放置していると、神経や血流の問題で手のしびれが悪化することもあります。
特に、デスクワークやスマホの使用が多い現代では、肩や首への負担が増え、症状が出やすくなっています。

もし自己流では改善せず肩こりに悩んでいる方は西町・厚別・円山に店舗を構えるメディカルフィットネスジム・エターナルフィットの体験を受けてみてください。エターナルフィットは「健康と運動を通して多くの人を幸せにする」ことを理念に掲げ、パーソナルトレーニングを提供しています。

在籍するトレーナーは、健康運動指導士や理学療法士といった資格所有者ばかり。お客様一人ひとりのお悩みに合った完全オーダーメイドのトレーニングを、医学的根拠に基づきサポートいたします。

また、医師が監修・在籍しているので、疾患がある方なども通うことが可能です。肩の盛り上がりの改善を目指している方は、まずはエターナルフィットのパーソナルトレーニングを体験をしてみてはいかがでしょうか。