「肩がこるだけでなく、なんだか気持ち悪い…」「長時間のデスクワークやスマホの使用で、肩のこりとともに吐き気やめまいを感じることがある。」そんな経験はありませんか?
肩こりは単なる筋肉の疲労だけではなく、血行不良や自律神経の乱れが関係しており、放置すると頭痛やめまい、だるさなどの不調を引き起こすことがあります。
また、肩こりを慢性化させるとストレスの増加や睡眠の質の低下につながり、体調全体が悪化することも。
本記事では、 肩こりと気持ち悪さの関係性を詳しく解説し、今すぐできる対策やストレッチ、生活習慣の改善法、さらには病院を受診する目安について詳しく紹介します。
「肩こりと体調不良を改善したい」「自分でできる解消法を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください!
Contents
なぜ肩こりで気持ち悪くなるのか?メカニズムを解説
肩こりによる気持ち悪さは、単なる筋肉の疲労だけでなく、血行不良や自律神経の乱れ、ストレス、眼精疲労などが深く関係しています。
肩こりを放置すると、頭痛やめまい、吐き気といった不調が次々と現れ、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。
ここでは、肩こりがどのようなメカニズムで気持ち悪さを引き起こすのかを4 つの視点から詳しく解説します。
1、筋肉の緊張と血行不良
長時間のデスクワークやスマホの使用、運動不足などが原因で首や肩の筋肉が緊張すると、血流が悪化します。血行が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなり、老廃物が溜まって疲労が蓄積します。これにより、肩こりが慢性化し、気持ち悪さや頭痛といった症状が現れるのです。
血行不良が続くと、以下のような問題が発生します。
- 脳への酸素供給不足 → めまいや吐き気、頭痛が発生
- 筋肉の酸素不足 → 乳酸などの疲労物質が蓄積し、肩の痛みやだるさが増す
- 神経の圧迫 → しびれや違和感、倦怠感が発生
特に、首の後ろには脳へ血液を送る椎骨動脈があります。この部分の血流が悪くなると、脳への酸素供給が不足し、めまいやふらつき、気持ち悪さを引き起こしやすくなります。
- 長時間同じ姿勢を続ける(デスクワーク・スマホ・読書など)
- 猫背やストレートネック(姿勢の崩れ)
- 運動不足(肩甲骨周りの動きが悪くなる)
- 冷え(血流が滞り、筋肉がこわばる)
特に、長時間の 前かがみ姿勢は、肩こりの大きな原因となります。 頭の重さは約5kgもあり、前に傾くほど首や肩に負担がかかるため、猫背やストレートネックの人は、肩こりによる気持ち悪さを感じやすくなります。
2、自律神経の乱れ
肩こりが続くと、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れ、全身にさまざまな影響を及ぼします。特に、交感神経が過剰に働くことで、体が常に緊張状態になり、リラックスしにくくなります。
- 消化機能の低下 → 吐き気・胃のムカつき
- 血管の収縮 → 血流不足による冷え・めまい
- 呼吸が浅くなる → 酸素不足による疲労感・頭痛
- 睡眠の質が低下 → だるさ・倦怠感の悪化
このように、自律神経が乱れることで 「肩こり → ストレス → 自律神経の乱れ → さらに肩こり悪化」 という悪循環に陥ってしまうことがあります。
3、ストレス
精神的なストレスが溜まると、無意識に肩や首に力が入ることがあります。ストレスを感じると 体が防御反応を起こし、肩や首周りの筋肉が緊張 してしまうのです。
- ストレスで肩に力が入る
- 筋肉が緊張し、血流が悪化
- 肩こりが悪化し、さらにストレスを感じる
また、ストレスホルモン(コルチゾール)が分泌されると、血管が収縮し、血流が悪化して肩こりを悪化させる原因となります。
4、眼精疲労
最近では、スマホやパソコンの長時間使用が原因で目の疲れが肩こりを引き起こすケースが増えています。
- 長時間の画面作業で目の周りの筋肉が緊張
- 目の筋肉と首・肩の筋肉はつながっているため、肩がこる
- 眼精疲労がひどくなると、めまいや吐き気を引き起こす
特に、スマホを下向きで操作する習慣 は要注意です。下を向くことで首にかかる負担が5倍以上 になるため、肩こりが悪化しやすくなります。
肩こりが引き起こす、気持ちが悪いと感じる複合的な症状
肩こりが進行すると、単に肩がこるだけでなく、全身にさまざまな不調が現れます。
特に頭痛・めまい・吐き気・だるさ などの症状がある場合は、肩こりが根本原因になっている可能性が高いです。
肩こりによる不調を放置すると、日常生活や仕事のパフォーマンスに大きく影響を及ぼすこともあります。
ここでは、肩こりが引き起こす「気持ちが悪い」と感じる代表的な症状について、詳しく解説していきます。

頭痛
肩こりが悪化すると、頭痛を引き起こすことがあります。これは、首や肩の筋肉が緊張することで血行が悪くなり、脳へ十分な酸素が行き渡らなくなるためです。肩こりによる頭痛には 「緊張型頭痛」と「片頭痛」の2種類があります。
緊張型頭痛は、後頭部やこめかみが締め付けられるような痛みが続くのが特徴です。デスクワークなどで長時間同じ姿勢を取っていると、首や肩の筋肉がこわばり、血流が悪化します。その結果、脳への酸素供給が不足し、ズーンと重くのしかかるような痛みが発生します。
- 頭全体、または後頭部が締め付けられるような痛み
- 夕方にかけて痛みが悪化することが多い
- 肩や首のこりを伴う
- 頭を動かしても痛みの程度は変わらない
片頭痛は、 片側または両側のこめかみがズキズキと脈打つように痛むのが特徴です。肩こりが原因で血行不良が進むと、脳の血管が一時的に拡張し、それが神経を刺激することで片頭痛が発生します。
- こめかみのあたりがズキズキと痛む
- 光や音に敏感になる
- ひどい場合は吐き気や嘔吐を伴う
- 身体を動かすと痛みが悪化する
特に片頭痛が頻繁に起こる場合は、肩こりが慢性化している可能性があります。定期的にストレッチをしたり、姿勢を見直すことが重要です。
めまい
肩こりが原因で 血流が悪くなると、脳や内耳への酸素供給が低下し、めまいやふらつきを感じることがあります。
私たちの体のバランスを保つ役割を担っている「内耳(耳の奥にある平衡感覚を司る器官)」は、十分な血流が行き渡らないと正常に機能しません。そのため、肩こりがひどくなると以下のようなめまいの症状が出ることがあります。
⚫立ち上がったときにフラつく
⚫目の前が一瞬暗くなり、クラッとする
⚫何・もしていないのに、ぐるぐる回るような感覚に襲われる
吐き気
肩こりが原因で自律神経のバランスが崩れると、消化器系にも影響を及ぼし、吐き気や胃のムカつきが起こることがあります。
自律神経には、交感神経(活動時に働く)と副交感神経(リラックス時に働く)の2つがあります。しかし、肩こりが続くことで交感神経が過剰に働くと、副交感神経の働きが弱まり、胃腸の機能が低下します。その結果、 胃酸の分泌が乱れ、食欲不振や吐き気が起こる のです。
症状の特徴
⚫食欲がわかない
⚫ムカムカするが、実際に吐くことは少ない
⚫乗り物酔いのような気持ち悪さを感じる
だるさ
肩こりが慢性化すると、常に肩や首の筋肉が緊張している状態になり、体全体の血流が悪化します。その結果、 疲れが取れにくく、朝起きたときからだるさを感じる ことが増えます。
⚫朝起きてもスッキリしない
⚫軽い運動をしても、すぐに疲れてしまう
⚫とにかくやる気が出ない
今すぐできる!肩こりと気持ち悪さの解消法
ここでは、肩こり改善が期待できる筋トレを紹介します。効果を引き出すためには、正しい動作で行える回数や時間で行いましょう!
オフィスや自宅でできる簡単ストレッチ
- 背中の後ろでタオルを持ちます。
- 鎖骨を伸ばすようなイメージで、胸を張り肩甲骨を寄せましょう。
- 10秒程度キープし、元の姿勢に戻りましょう。
※タオルを持っている手は、リラックスしましょう!
ストレッチの方法はこちらをご参照ください。
ガチガチ肩こりの方向け|簡単マッサージ
- 軽く握りこぶしを作ります。
- こぶしの平たい面でコリコリマッサージをしましょう。
- 首から肩にかけて(僧帽筋)前後に撫でましょう。
- やや痛いと感じる程度に行いましょう。
マッサージの方法はこちらをご参照ください。
寝る前の簡単ストレッチ
- 四つ這いから両手を前につきます。
- お尻を突き出しながら、胸を床につけるイメージで胸を張っていきます。
- 呼吸を止めず、背骨をゆっくり反らしていきましょう。

肩こりからくる気持ち悪さを改善するなら「根本改善を目指すこと」が重要
肩こりを根本から改善するためには、生活習慣を見直すことが重要です。単にマッサージやストレッチを行うだけでは、一時的に楽になるものの、肩こりの根本的な原因を解決しない限り、またすぐに再発してしまいます。
特にデスクワーク環境の見直し、スマホの使用習慣の改善、食生活の工夫、適度な運動習慣の確保は、肩こりを防ぐために欠かせないポイントです。ここでは、日常生活の中で簡単に実践できる肩こり予防策を詳しく紹介します。
デスクワーク環境の改善(椅子の高さ、PCの位置など)
スマホを長時間使用していると無意識のうちに首が前に出て、肩や首の筋肉に大きな負担がかかることがあります。
特にストレートネック(スマホ首)になってしまうと、肩こりだけでなく、頭痛や吐き気の原因にもなるので注意が必要です。長時間のデスクワークは、肩こりの大きな原因のひとつ。 姿勢が悪いと首や肩に負担がかかり、血行が悪化して肩こりが慢性化しやすくなります。

理想的なデスクワーク環境のポイント
・ 椅子の高さを調整する
座ったときに、膝と股関節が90度になる高さに調整する、足裏がしっかり床につくようにしましょう。
・ PCモニターの位置を調整する
画面の高さは 目線と同じ位置に設定する、画面との距離は40~50cmを目安に調整しましょう。
・ キーボードとマウスの位置を工夫する
キーボードは 肘を90度に曲げた位置に置き、マウスを使うときに手首に負担がかからないようにしましょう
・こまめに休憩を取る
1時間に1回は立ち上がり軽くストレッチをし、画面を長時間見続けないようにこまめに休息を取り入れましょう。
スマホとの付き合い方を見直す(使用時間、姿勢など)
・ スマホを目線の高さで持ち使用しましょう。
・長時間使用するときは スマホスタンドを活用しましょう。
・ 片手持ち・片手操作を避ける。
スマホを 片手で持ちながら長時間操作する と、片側の肩に負担がかかります。両手で支えたり、机に置いて使用することで負担を分散することができます。
・ 1時間に1回はスマホを置いてストレッチを取り入れる
画面を見続けると 目の疲れから肩こりが悪化 するため、こまめに休憩をとりましょう。
・「首を回す」「肩をすくめる」などの簡単なストレッチ を取り入れましょう。
・スマホの 「ブルーライトカットモード」や「ナイトモード」 を活用する。
ブルーライトは眼精疲労を引き起こし、肩こりを悪化させる原因となります。

バランスの取れた食生活
食生活も肩こりの改善に大きく関係しています。血流を良くし、筋肉の緊張を和らげる栄養素を積極的に摂取することで、肩こりの予防・改善につながります。
- ビタミンB群:豚肉・レバー・卵・納豆・玄米 など
- マグネシウム:ナッツ類・バナナ・海藻類・豆腐 など
- ビタミンE:アボカ・ド・ナッツ類・かぼちゃ・ひまわりの種など
- 鉄分:ほうれん草・レバー・赤身肉・貝類 など
適度な運動習慣を取り入れること
運動習慣については、上記でご紹介したエクササイズをぜひ取り入れてみてください。
また、ウォーキングで血行を促進しながら、腕をしっかり振ることで肩周りの筋肉がほぐれやすくなります。
さらに、軽い筋トレを行うことで姿勢が改善され、肩こりの予防にもつながりますので、ぜひ実践してみてください。
こんな時は病院へ!医療機関を受診する目安
肩こりによる不調は、セルフケアや生活習慣の見直しで改善できることが多いですが、 場合によっては病院での診察が必要になることもあります。
単なる肩こりだと思って放置していると、重篤な病気が隠れている可能性もあるため注意が必要です。
特に、以下のような症状がある場合は、できるだけ早めに専門医を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。
⚫肩こりが数週間続き、改善しない
⚫吐き気やめまいが頻繁に起こる
⚫手足のしびれや強い痛みを伴う
これらの症状が 2週間以上続いたり、日常生活に支障をきたすようになった場合は、病院で診察を受けることが大切 です。
まとめ
肩こりは、生活習慣や姿勢、運動不足が原因で引き起こされることが多く、セルフケアや筋トレを取り入れることで改善が期待できます。
さらに、慢性的な肩こりに悩んでいる方は、専門的なサポートを受けられるパーソナルジムの利用を検討するのもひとつの方法です。
自分に合った解消法を見つけ、肩や首の負担を軽減することで、肩こりの悩みから解放される可能性があります。これを機に、パーソナルジムをご検討してみてはいかがでしょうか。
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